見る・直す・署名する。
PDF はこれひとつで
PDF エンジンは Pomelo 自作。既存の PDF ライブラリは使っていません。アプリ全体でもわずか 318 KB。 契約書、申請書、公文書を読んだら、そのまま注釈、サイン、文字の修正、透かしの削除まで。別のソフトを探す必要はありません。
中国語の公文書も暗号化ファイルも、
開けばすぐ読める
- フォントが埋め込まれていない公文書(新細明體、標楷體)はシステムフォントで表示
- 縦書きや Big5 エンコードのフォント名も OK
- パスワード付き PDF:RC4、AES-128、AES-256
- 壊れたファイル:相互参照表が壊れていても自動で修復
- スキャン文書:CCITT、JPEG 2000、JBIG2 の画像
- 検索:一致箇所はすべて黄色、現在の箇所はオレンジ。全角英数字も見つかります
- 文字の選択:ダブルクリックで単語、トリプルクリックで行、Ctrl+C でコピー
- 複数タブ、しおり、サムネイル。次に開くと前回のページから
- 印刷(Ctrl+P)、全画面(F11)、ダークモード
要点に線を引き、メモを書き、
名前をサイン
- 蛍光ペン、下線、取り消し線:文字の上をドラッグ
- 付箋とテキスト:クリックしてすぐ書ける
- ペン、四角形、楕円、直線、矢印
- 色と太さを選び、ドラッグ・サイズ変更・削除
- 手書きサイン:マウスで書くか、サインの写真を使う(白い背景は自動で除去)
- 保存したサインはクリックで配置し、ドラッグや拡大縮小も
- 表の空欄に文字を記入
- 保存は元のファイルの後ろに追記するので、ほかの PDF ビューアーでも見えます
「自分が署名し、
その後改ざんされていない」ことを証明
署名と検証は Pomelo 自作で、暗号部分には OpenSSL を使用。Pomelo で署名した文書は poppler でも有効と検証されます。
- デジタル ID(.p12/.pfx)で署名
- ID を自分で作成するか、認証局が発行したものをインポート
- 外観に手書きサインを加え、理由と場所も記入
- 文書内の空の署名欄をクリックすれば、そこに署名
- 署名後に注釈を加えても、署名は有効なまま
- 「署名時のバージョンを表示」「この証明書を信頼」
回転・並べ替え・結合・ページ番号
ページの整理
全ページのサムネイルで、回転、削除、ドラッグで並べ替え、新しい文書として抽出、ほかの PDF や白紙ページの挿入ができます。
ファイルの結合
複数の PDF を順番にひとつに結合し、各ファイルをしおりに 1 項目ずつ。元のファイルはそのままです。
ページ番号の追加
6 種類の書式(例:「9 ページ中 1 ページ」)、6 か所の位置、何ページ目から番号を振るかも選べます。表紙は番号なしでも OK。
ページ上の元の文字を直接編集
編集できる行にはうっすら枠が表示されます。行をクリックして編集し、全部消せば削除です。
- 新しい文字は元にいちばん近いフォントで:明朝・楷書・ゴシック、太字も太字のまま
- 同じ行の後ろの文字は自動でずれます。編集した文字も選択・検索・コピーできます
- テキストの追加:ページの内容に直接書き込むので、注釈と違って他人が消せません
- パスワード付きのファイルは、編集後も同じ暗号化のまま
透かしは一度に消せます
文書全体から透かしらしきものと、それが現れるページ数を探し出します。確実なものはチェック済みなので、確認してまとめて削除。
- 透かしとして指定されたコンテンツ、透かしのレイヤーと注釈
- 全ページにある斜めの半透明の大きな文字や同じ画像
- ヘッダーとフッター
書き出したファイルは、ほかのビューアーでもちゃんと読める
qpdf でチェック
保存したファイルはすべて qpdf でチェック済み。ほかの PDF ビューアーでも同じ注釈、サイン、ページ番号が表示されます。
poppler で署名を検証
Pomelo で署名した文書は poppler でも有効と検証されます(暗号化した文書も含む)。改ざんされた文書は署名無効と表示されます。
ファジングテスト
わざと壊した PDF でも、メモリを使い果たしたり範囲外に書き込んだりしません。1 ページの描画量にも上限があります。
まだできないこと:フォームへの入力(今後のバージョンで対応予定)、カードリーダー上の証明書での署名(台湾の自然人憑証など)、署名時のタイムスタンプ。文字の編集は 1 行ずつで、自動で折り返されません。